スレーブの設定

コンピュータをネットワーク分散エンコードを行うスレーブとして簡単に設定できます。
  1. ジョブウィンドウを開いてください。(デフォルトではF4キー)
  2. 「更新」ボタンを押してください。ネットワーク上のコンピュータが全て表示されます。注意!: 大規模なネットワークでこの操作を行うと、とても時間がかかります。
  3. 「スレーブモード」ボタンを押してください。
これで、ウィンドウ下部のリストにある自分のコンピュータに「Slave」と表示が追加されるはずです。更に、ダイアログ中の「更新」と「中断」以外の機能がすべて無効になり、ジョブウィンドウやVirtualDubModを閉じることができないようになります。
コンピュータが常にVirtualDubModのスレーブとして動くよう構成したい場合は、VirtualDubModのショートカットを作り、起動パラメータに「/j」を追加して、Windowsのスタートアップに登録しておいてください。あとは、ジョブウィンドウのオプションメニューから、「スレーブをタスクトレイに入れる」を選択しておけば起動と同時にタスクトレイへと登録されます。スレーブはマスターからシャットダウンしたり、終了したりすることができます。

マスタがすでに起動していればすぐに繋がりますが、必ずしもマスタを先に起動しておかなければならないということはありません。どちらを先に起動させたにせよ、双方が起動すればすぐに繋がります。

「中断」ボタンを押してマスタとの接続を切れば、ジョブウィンドウやVirtualDubModを閉じることができます。エンコードの最中であっても大丈夫です。もちろん、そのスレーブに割り当てられていたセグメントは別のコンピュータがエンコードしなければならないことになります。また、分散エンコードを開始した後でもスレーブを追加することができます。まだ割り当てられていないセグメントが残っていれば、新たに参加したスレーブへと速やかに割り当てられます。