ts.query
インタフェース QueryTransaction

既知の実装クラスの一覧:
DefaultQueryTransaction

public interface QueryTransaction

ひとまとまりの処理を表すトランザクション・クラスのインターフェイス。
begin()メソッドの実行からend()メソッドの実行までを一つの トランザクションとして、その間に実行されたクエリによる各接続先への更新の 確定または取消をまとめて実行する。

バージョン:
$Id: QueryTransaction.java,v 1.3 2011-07-17 13:13:18 tayu Exp $
作成者:
佐藤隆之

入れ子のクラスの概要
static class QueryTransaction.Error
          このインターフェイスをインプリメントしたクラスが発生しうるエラーの列挙型。
static class QueryTransaction.State
          トランザクションの状態を示す列挙型。
 
メソッドの概要
 void addConnectionFactory(java.lang.String connId, QueryConnectionFactory factory)
          指定されたIDに対応づけるコネクションのファクトリ・オブジェクトを設定する。
 void begin()
          トランザクションの開始処理を実行する。
 void begin(long timeout)
          タイムアウト時間を指定して、トランザクションの開始処理を実行する。
 void commit()
          トランザクション内のクエリの実行結果の確定処理を実行する。
 void end()
          トランザクションを終了する。
 long getBeginTimeMillis()
          トランザクションの開始時刻を取得する。
 QueryConnection getConnection(java.lang.String connId)
          指定されたIDに対応づけられたコネクション・オブジェクトを取得する。
 long getLimitTimeMillis()
          トランザクションのタイムアウトのリミット時刻を取得する。
 QueryTransaction.State getState()
          トランザクションの状態を取得する。
 void rollback()
          トランザクション内のクエリの実行結果の取消処理を実行する。
 

メソッドの詳細

begin

void begin()
トランザクションの開始処理を実行する。
トランザクションのタイムアウト時間は、このオブジェクトに設定されている デフォルトのタイムアウト時間を使用する。デフォルトのタイムアウト時間が 負の値をとる場合は、タイムアウト制御は行わない。


begin

void begin(long timeout)
タイムアウト時間を指定して、トランザクションの開始処理を実行する。
このオブジェクトが保持するデフォルトのタイムアウト時間は変更しない。 引数に負値を指定した場合は、タイムアウト時間の指定がないものとする。

パラメータ:
timeout - タイムアウト時間[sec]。

commit

void commit()
トランザクション内のクエリの実行結果の確定処理を実行する。


rollback

void rollback()
トランザクション内のクエリの実行結果の取消処理を実行する。


end

void end()
トランザクションを終了する。


getBeginTimeMillis

long getBeginTimeMillis()
トランザクションの開始時刻を取得する。

戻り値:
トランザクションの開始時刻[msec]。

getLimitTimeMillis

long getLimitTimeMillis()
トランザクションのタイムアウトのリミット時刻を取得する。

戻り値:
トランザクションのタイムアウトのリミット時刻[msec]。

getConnection

QueryConnection getConnection(java.lang.String connId)
                              throws ts.util.ReasonedException
指定されたIDに対応づけられたコネクション・オブジェクトを取得する。

パラメータ:
connId - 接続先を示すID。
戻り値:
コネクション・オブジェクト。
例外:
ts.util.ReasonedException - コネクション・オブジェクトの取得に失敗 した場合。

addConnectionFactory

void addConnectionFactory(java.lang.String connId,
                          QueryConnectionFactory factory)
指定されたIDに対応づけるコネクションのファクトリ・オブジェクトを設定する。

パラメータ:
connId - 接続先を示すID。
factory - コネクションのファクトリ・オブジェクト。

getState

QueryTransaction.State getState()
トランザクションの状態を取得する。

戻り値:
トランザクションの状態。


Copyright (C) SATOH Takayuki All Rights Reserved.