この文書は、"Peko" Visual Novel System (以下 PVNS)をとりあえず動かしてみたい、使ってみたいという方のための簡単な入門書です。PVNS に関する詳しい情報は、「User's Guide」を参照してください。
なお、この文書で紹介する実際の作業の例は Windows XP Professional 上で行ったものです。それ以外の環境の方は、ファイルパスや GUI の用語などを適宜読み替えて作業してください。
この文書は、"Peko" Visual Novel System (以下 PVNS)をとりあえず動かしてみたい、使ってみたいという方のための簡単な入門書です。PVNS に関する詳しい情報は、「User's Guide」を参照してください。
なお、この文書で紹介する実際の作業の例は Windows XP Professional 上で行ったものです。それ以外の環境の方は、ファイルパスや GUI の用語などを適宜読み替えて作業してください。
まず、PVNS を試すのに必要なものを準備します。下記リストに挙げたものを入手してください。
Java2 の実行環境 (Java VM) です。PVNS は Java2 Platform Standart Edition (J2SE) 1.4 を基盤技術に採用していますので、動作させるには J2SE 1.4 に準拠した Java VM がシステムにインストールされている必要があります。最新の JRE 1.4.2 のダウンロードは Sun Microsystem の Java Technorogy Home Page から、J2SE download より行うことができます。JRE のインストールについては、JRE のマニュアルに従ってください。
PVNS は現在 ZIP アーカイブとして配布されていますので、ZIP アーカイブを解凍できるツールがないと全く利用できません。解凍ツールはインターネット上でフリーで配布されているものが沢山ありますので、お持ちでない方はまず最初に入手してください。正常に解凍することができれば何でもかまいません。
PVNS の一次配布は SourceForge.jp の プロジェクト:"Peko" Visual Novel System で行っています。
次に、これから作成するゲームのスケルトンとなるテンプレートゲームを開発用に作業ディレクトリにデプロイ (インストール) します。
デプロイの手順を以下に示します。
C:\hello-world
に作成します。図2.1: 解凍後の PVNS ディレクトリ
ディレクトリ名 | 解説 |
---|---|
docs | マニュアル・API ドキュメントが置かれます。 |
lib | PVNS runtime および、依存ライブラリが置かれます。 |
src | PVNS runtime のソースコードが置かれます。 |
templates | PVNS でゲームを開発するためのテンプレートゲームが置かれます。 |
圧縮書庫名 | 解説 |
---|---|
float-window.zip | テキストキャンバスがウィンドウ形式に設定されたテンプレートゲーム |
full-screen.zip | テキストキャンバスがフルスクリーン形式に設定されたテンプレートゲーム |
図2.2: 解凍後の作業ディレクトリ
以上で、デプロイは完了です。
デプロイが完了したら、サンプルを起動してみましょう。
コマンドプロンプト、または、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」に次のように入力して、Enter キーをクリックします。
java -jar C:\peko-sample\system\peko.jar
Windows 2000 以降では、エクスプローラから、peko.jar
をダブルクリックすることでも起動できます。peko.jar
は、作業ディレクトリの下にある system
ディレクトリの中に置かれています。
ゲームが起動すると、図3.1 に示すウィンドウが表示されます。(画像は 50% に縮小されています)
図3.1: タイトル画面
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