FreeBSD QandA ジャンル別一覧: 機種固有の話
[管理番号 54] (最終更新 2003/10/16 23:20:15)
Q. IBM のパソコンを使っているんですが、Mwave という内蔵モデムは FreeBSD で
使えますか?
A. モデルによっては使えます。
ThinkPad 600/700 シリーズに内蔵の Mwave モデムに関しては、mwavem と
いう loadable kernel module 形式のデバイスドライバが用意されていま
す。ports になっていますので、対応機種をお持ちの方はどうぞ。
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- [管理番号 574] Q.内蔵モデムボードを使えるようにする設定方法を教えて下さい。A.内蔵モデムボー...
- [管理番号 832] Q.WinModem ってどんなモデムですか?A.モデムの機能の一部を OS (...
- [管理番号 1556] Q.Plug & Play の内蔵モデムを使いたい。A.まず、そのモデムが (い...
[管理番号 80] (最終更新 2000/11/08 02:02:18)
Q. IBM ThinkPad 3xx, 750Cs に FreeBSD を install しようと試みました。
UserConfig の時点まではキーボードが正しく使えますが、install のメニュー
が出るとキーボードから正しくカーソルの移動が出来ません。
A. これは、これらのマシンが XT 互換キーボードを使用しているためです。
リリースに付属する TROUBLE.TXT にも回避方法が記載されています。
1. FreeBSD 3.1-RELEASE 以降では atkbd0 に flags 0x4 を与えると XT
キーボードの設定になります。ただし、バグのため 3.3-RELEASE 以降
でないと UserConfig でのフラグ指定は反映されません。
2. それ以前のリリースでは sc0 に flags 0x10 を指定すれば良いでしょう。
[管理番号 276] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. DELL OptiPlex GXMT5xxxxを購入しようと思います。NICは3C913を使ってい
るようなのですが、DELLサポートでは3C509に相当すると教えくれました。ep0
での動作実績はありますか?
A. はい、epドライバが使用できます。ちなみに、DELL OptiPlex GXProの方は
3C590相当のチップを使ってますので、こちらはvxドライバが使用できます。
PnPの設定をdisableにするだけ(あとは買ったままの状態)動作しました。
[管理番号 297] (最終更新 2000/11/08 01:57:41)
Q. AT 互換機用 高速シリアルボードは使えますか?
A. 標準の FreeBSD では、115200bps を越える高速シリアルボードのサポートは
あまり行われていません。
そこで、sioドライバを 115200bps 以上の速度に対応させるためのパッチを
佐藤 淳一さんが作成されています。
<URL:http://configure.sh/FreeBSD/serial-j.html>
1999年7月現在、IF-01GTR、RSA-DV/S、RSA-DVII/S、SP111AT、FS-460、S-650
など、日本国内で入手可能なほぼ全ての ISA 高速シリアルボードをサポート
しています。しかし、PCI のカードはサポートされていませんので、注意し
てください。
ISDN TA 使って MP しようという人は、お試しください。115200bps を越え
る通信速度としては、230400, 460800, 921600bps などが設定できます。
[管理番号 322] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. IBM のパームトップ PC、PC110 で FreeBSD と XFree86 が動きますか。
A. 動くようです。
<URL:http://www.st.rim.or.jp/~kishimot/link.html#bsd>
[管理番号 324] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. DEC HiNote Ultra IIのキーボード交換方法が知りたいのですが。
A. 次の URL を参照してください。
<URL:http://www.itojun.org/diary/19970715/> ただし DEC HiNote および
DEC HiNote Ultra (II でないもの) は全く替え方が違いますので注意してく
ださい。
[管理番号 335] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. IBM ThinkPad 530Cs でリブートする際に、マシンがリセットされずに止
まってしまいます。
A. ThinkPad 530CS にはリブートできるマシンとできないマシンがあります。
kernel configuration file に
options BROKEN_KEYBOARD_RESET
という行を追加してカーネルを再構築すると直るという報告があります。
[管理番号 380] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. チャンドラのサウンドデバイス sbxvi0 が認識されません。
A. チャンドラは CS4236 というチップを使っています。この CS4236 は
Windows Sound System (WSS) & Sound Blaster Pro (SB-Pro)互換なので当然
Sound Blaster 16 (SB16)のデバイスである sbxvi0 には反応しません。
Luigi's new audio driver を使用すると half duplex で動作するのが確認
されています。full duplex はまだ動作していません。
Luigi's new audio driver:
<URL:http://info.iet.unipi.it/~luigi/FreeBSD.html>
[管理番号 398] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. Compaq社の DeskProXLシリーズの内蔵ネットワークポートを認識しません。
A. XL5**シリーズでは無理なようです。他社のボードをスロットに刺せば使用
できます。XL6**シリーズの内蔵タイプは、未確認ですが Compaq特有のBIOSの
ため使用できなかったのでたぶん無理でしょう。
[管理番号 499] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. ThinkPad 760EでFreeBSD上からからハイバネーションを使用するにはどう
したらよいでしょうか.
A. PC DOS,Windows 3.1,Windows 95,Windows NTまたは OS/2 Warp のいず
れかを内蔵ドライブにFATで インストールしておく必要があります.すなわち,
ハードディスクすべてをFreeBSDで使用してしまったり, FATがない場合
(Windows NTを NTFSのみ, OS/2 Warp を HPFSのみ),ハイバネーションを使用
することはできません.
上記のOSのいずれかがインストールしてあれば,ThinkPad機能設定プログラ
ムでハイバネーションファイルを有効にすれば,FreeBSD上からもハイバネー
ションを使用することができます.
ただし,ハイバネーションファイルの大きさは,実メモリサイズ + 1MBにな
るので,ディスクに十分なスペースが存在しなければなりません.
[管理番号 500] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. ThinkPad 760でAccelerated-X LX laptop server Version 4.0を使おうと
したところ,`ThinkPad 760XD'と`Trident Cyber9385/2M'の2つが見つかりま
した.このどちらを使えば良いのでしょうか.
A. 実体は同じです.どちらでもかまいません.
[管理番号 501] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. ThinkPad 760E で Accelerated-X LX laptop server version 4.0 を使っ
ています。X を終了してコンソールに戻ると、表示サイズが 1024x480 ドット
になってしまいます。
A. Xi Graphics では ThinkPad 760XD でのみテストを行っていて、ThinkPad
760E の症状は再現できないそうです。もし自分の ThinkPad 760E を
Xi Graphics に送っても良いという方がいたら、直接コンタクトをとってみて
ください。とりあえずの対処としては、Fn+F7 キーで画面出力を切り替えると
もとの 640x480に戻ります。
[管理番号 515] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. ThinkPad 535 で Fn+* のキーが刻印通りに使うことができません。
PC DOS J7/V などを使っているときはちゃんと動作しています。
A. ThinkPad 535の場合、起動時に sc0 のデバイスで キーボードをリセット
しているのが原因だと思われます。リセットをしない様に修正すると Fn+* が
刻印通りに使える様になるという報告があります。
なお、Fn+F3 でサスペンドする様にするには apm に対してパッチ修正する必
要があります。
FreeBSD 2.2.5-RELEASE 以降を使っているときは以下の例の様に sc0 デバイ
スに flags 0x20 を追加します。
# syscons is the default console driver, resembling an SCO console
device sc0 at isa? port "IO_KBD" tty irq 1 flags 0x20 vector scintr
FreeBSD 2.2.2-RELEASE やそれ以前の場合このフラグが定義されていませんか
ら、/sys/i386/isa/syscons.c を修正 (以下のパッチを当てる) してから sc0
デバイスに flags 0x20 を追加します。
以下のパッチは 2.2.2-RELEASE に 2.2.5-RELEASE の該当する部分をマージし
たものです。
--- /sys/i386/isa/syscons.c.orig Fri Jan 16 10:01:30 1998
+++ /sys/i386/isa/syscons.c Fri Jan 16 10:00:25 1998
@@ -369,6 +369,19 @@
printf("sc%d: keyboard scancode set %d\n", dev->id_unit, codeset);
#endif /* DETECT_XT_KEYBOARD */
+ if ( dev->id_flags & NORESET_KBD ) {
+ write_kbd_command(sc_kbdc, KBDC_ECHO);
+ printf ("sc%d: Noreset for keyboard.\n", dev->id_unit );
+
+ if (read_kbd_data(sc_kbdc) != KBDC_ECHO) {
+ empty_both_buffers(sc_kbdc, 10 );
+ test_controller(sc_kbdc);
+ test_kbd_port(sc_kbdc);
+ if (bootverbose)
+ printf("sc%d: failed to get response from the keyboard.\n", dev->id_unit);
+ goto fail;
+ }
+ } else {
/* reset keyboard hardware */
if (!reset_kbd(sc_kbdc)) {
/* KEYBOARD ERROR
@@ -390,6 +403,7 @@
printf("sc%d: failed to reset the keyboard.\n", dev->id_unit);
goto fail;
}
+ }
/*
* Allow us to set the XT_KEYBD flag in UserConfig so that keyboards
--- /sys/i386/isa/syscons.h.orig Wed Jan 14 17:20:21 1998
+++ /sys/i386/isa/syscons.h Fri Jan 16 09:52:57 1998
@@ -71,6 +71,7 @@
#define CHAR_CURSOR 0x00004
#define DETECT_KBD 0x00008
#define XT_KEYBD 0x00010
+#define NORESET_KBD 0x00020
/* attribute flags */
#define NORMAL_ATTR 0x00
[管理番号 548] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. Panasonic Let's note AL-N2 で XFree86 を動かすと画面が右にずれます。
A. BIOS-SETUP で、テキスト拡張表示を「有効」にしてください。
[管理番号 549] (最終更新 2000/06/06 23:24:37)
Q. DEC HiNote Ultra II のハードディスクの交換方法を知りたいです。
A. 以下の URL が参考になるでしょう。
DEC HiNote Ultra II
<URL:http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~sakamoto/dhu2-hdd-change.html>
[管理番号 642] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. IBM ThinkPad で HDD を交換したいのですが、何か問題ありますか。
A. ThinkPad + 東芝HDDの件については、NIFTY FIBMTP1 や各種ThinkPad関連
書籍にて、
・うまく認識されない
・いちおう動作するが、ハイバネーションに失敗する
等のトラブル例が多数報告されているようです。
可能なら、IBM製にしたほうが安全かと思います。
[管理番号 648] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. IBM ThinkPad 535E で HD を交換したいのですが。どのように外せますか?
A. HD パッケージの外し方は次の手順で行えます。
(1) まず、バッテリーを外します。それで、匡体裏の手前側を見ると、2 本の
ネジがあります。うち 1 本はバッテリーのくぼみの中です。これらを外しま
す。
(2) 表に返して、パームレストに相当する部分 (キーボードの手前の空間) を
ちょっと持ち上げると外れます。 (確か、キーボード側を先に持ち上げると思っ
た)
(3) 外した蓋の下の部分で、手前のほぼ中央に小さなネジが一つあります (他
のネジよりずっと小さいのでわかりやすい)。これを外します。
(4) これで HD のパッケージ (匡体手前のほぼ中央) が外れます。
[管理番号 653] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. Compaq 社の DeskProXL シリーズで Linux が動いているそうですが、
FreeBSD はなぜ動かないのですか?
A. DOS ユーティリティで Compaq 特有の BIOS 割付けを AT 互換機用のアド
レスに仮想 86モードを利用して割り当てているそうですが、その情報を LILO
に引き継いでいるそうです。(あまり正確な情報では、ありません。)
[管理番号 655] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. IBM-PC/AT 互換機のベル(ビープ音)の音量は変化させることができるの
でしょうか。
A. 原理的には不可能ではありませんが、現在の FreeBSD ではできません。工
作の得意な人はケースのスピーカに直列に可変抵抗を入れるなどして対応して
ください。
ソフトウエア的にできることはビープ音の周波数と音の鳴る持続時間を変更す
ることです。これはコンソールの場合と X上では設定の仕方が異なります。
(1)コンソール上での設定
kbdcontrol コマンド、または「\033[=<pitch>;<duration>B」のエスケープ
シーケンスをコンソールに出力することで変更します。
kbdcontrol -b <duration>.<pitch>
または、シェルから例えば、
echo "\033[=<pitch>;<duration>B"
ここで <pitch> と <duration> は整数値で次のような意味となります。
音の周波数 = 1193182 / <pitch> (Hz)
持続時間 = <duration> * 0.1 (秒)
初期値はそれぞれ 1491Hz(pitch=800), 0.05秒(duration=1/2)となっています。
このため持続時間は初期値より短くできません。なお、
kbdcontrol -b normal
とすると、duration=1 pitch=800 をセットしたことになります。
(2) X 上での設定
xset コマンドを使います。詳しくは man xset で調べて下さい。現在の
XFree86(3.3.2) では
xset b <Xvol> <Xpitch> <Xduration>
で、<Xvol> は音量(%)となっていますが、実際は 50%の時に 1になるよう
に <Xduration> をスケールします。また、コンソールの時とは違って
<Xpitch> は周波数そのもので、<Xduration> はミリ秒単位の持続時間です。
従って、例えばコンソールの初期値と同じベル音を出すには、
xset b 50 1491 50
とします。なお、XFree86(3.3.2)での初期値は
xset b 50 400 100
で、これはコンソールでの設定では
kbdcontrol -b 1.2983 または echo "\033[=2983;1B"
としたことに対応します。
[管理番号 710] (最終更新 2001/02/27 00:36:42)
Q. CPU や マザーボードを入れ替えたら、FreeBSD が起動しなくなって
しまいました。どうすればいいのでしょうか。
A. システムの構成が変わると kernel もそれにあわせて変更する必要が
あります。
cpu "I686_CPU"
のような CPU 定義の部分にも注意してください。
FreeBSD 4.X までであれば多くの環境に対応した GENERIC kernel が
/kernel.GENERIC にあるので、これで起動してから kernel を再構築
しましょう。
[管理番号 834] (最終更新 1999/02/17 23:58:45)
Q. Panasonic Let's note mini (CF-M32) および Let's note (CF-S21)で
Fn キーが効きません。
A. kon や X を立ち上げると、その中では効くようになります。
使えないのはコンソール上だけですので、気にしなくても
実用上あまり問題はないでしょう。
また、コンソール上でも、/sys/i386/isa/syscons.c に下の
パッチを当てると効くようになることがわかりました。
これは 2.2.7-RELEASE 用のパッチですが、おそらく他のバージョン
でも使えると思います(2.2.5-RELEASE ではうまくいきました)。
なお、これについては CF-M32 で動作確認しましたが、おそらくCF-S21でも
同じように効くようになると思います。
----------------------------------------------------------------------
--- syscons.c.dist Tue Oct 6 08:50:27 1998
+++ syscons.c Tue Oct 6 08:51:13 1998
@@ -2337,7 +2337,7 @@
&& (mono_time.tv_sec > scrn_time_stamp + scrn_blank_time))
(*current_saver)(TRUE);
- timeout(scrn_timer, NULL, hz / 25);
+ timeout(scrn_timer, NULL, hz / 10);
splx(s);
}
----------------------------------------------------------------------
なお、このパッチを当てた場合、
1. 画面更新の頻度が落ちる(気がつく程度かどうかわかりませんが)。
2. カーソルを blink や destructive にしている場合,点滅の間隔が長くなる
(これは多分気がつく)。
3. belltype を visual にしていた場合,ビープ音の代わりに画面がフラッシュ
する間隔が長くなる(これも多分気がつく)。
ことになると思います。そのあたりを気にしない限り弊害はないと思いますが、
自己責任でお願いします。
[管理番号 861] (最終更新 2002/02/20 10:50:33)
Q. ノート型 PC で サスペンドまたはハイバネーションから復帰後、ポインティ
ングデバイス (PS/2 マウス) が反応しなくなることがある。
A. まず、[管理番号 271] にある方法に該当するか確認してください。
それでもうまく行かない場合には、カーネルのコンフィギュレーションに
options PSM_HOOKRESUME #hook the system resume event, useful
#for some laptops
options PSM_RESETAFTERSUSPEND #reset the device at the resume event
を加えて再構築するとうまく行く場合があります (以前の FreeBSD では
PSM_HOOKRESUME の代りに PSM_HOOKAPM)。どのメーカーのどの機種でうまくいく
のかちゃんとしたリストは特にありません。
それらを試しても、動作がおかしい、リジューム後マウスが動かない、など
トラブルがある場合は、以下の点を調べて FreeBSD-users-jp メーリングリスト
や fj.os.bsd.freebsd、japan.comp.freebsd 等のニュースグループで質問して
みましょう。
1. サスペンド時に /dev/psm0 をオープンしているプロセスがあったか
(moused, X サーバーなど)
2. どのようにして復帰 (resume) したか,ハイバネーションから抜けたか。
(スイッチ,キー入力,マウスを動かした,など)
3. BIOS のセットアップ・メニューにパワー・マネジメントの項目がある場合,
キーボード入力や PS/2 マウス入力(IRQ12)で復帰するかどうかを
設定できるか。できる場合には有効になっていたか無効になっていたか。
4. /var/log/message に何かメッセージが残っていないか。
[管理番号 1300] (最終更新 2004/04/09 05:05:18)
Q. Chandra2 (IBM ThinkPad235, 日立 FLORA220等) の内蔵ハードディスク
ドライブはどうやって換装したらいいでしょう?
A. 基本的にはキーボードを取り外し、各種ケーブル類を取り外した後で、
マザーボードのネジを外して浮かせるとハードディスクが外せます。
以下の各URLに、写真入りの解説があります。
<URL:http://FromTo.Cc/hosokawa/diary/1999/19990325-home/>
<URL:http://plaza19.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/2607-10J/index.htm>
<URL:http://member.nifty.ne.jp/fullhouse/chandra/chandra2.html>
[管理番号 1406] (最終更新 2000/05/24 20:52:33)
Q. 下記の環境で、apm -z (zzz) がうまく動作しません。
M/B: ASUS P5A ACPI BIOS Revision 1006
OS: FreeBSD 2.2.8R + PAO(PAO-19990405.tar.gz)
apm -z を実行すると、ピッピッピッピッと(ピッが4回)音がして、
画面が一瞬真っ黒になった後、元の状態に戻ってしまいます。
その時、/var/log/messages には、次のようなログが残されます。
Jul 26 00:48:16 choota /kernel: resumed from suspended mode (slept 00:00:01)
A. apm -z[ENTER] というコマンドを実行する時、key press によって suspend
状態に入り、key release event で resume してしまっている可能性がありま
す。これが原因なら、[ENTER] の入力から apm -z 起動のタイミングを少し遅
らしてやると (とりあえず) 動作します。具体的には、下記のように apm(8)
コマンド実行前に sleep(1) コマンドをはさんでやります。
% sleep 1; apm -z
ただし、PAO3 (3.x 系 の PAO) 及び 3.3R 以降では、カーネルが上記に相当
する処理を行なうようになっていますので、この対処は意味がありません。
なお、この待ち時間は sysctl(8) を使って確認/変更できます。
a) 現在の待ち時間の表示
% sysctl machdep.apm_suspend_delay
b) 待ち時間を 3 秒に設定
# sysctl -w machdep.apm_suspend_delay=3
[管理番号 1472] (最終更新 1999/11/19 15:58:30)
Q. 初代 Happy Hacking Keyboard (PD-KB01) を NotePC の PS/2 ポートに接
続しましたが、正しく認識してくれません。
A. NotePC によっては HHK 添付のケーブルを使用していない場合にこうなり
ます (例: Libretto110CT)。HHK 添付のケーブルを使っているかどうか確認し
て下さい。
PFU に問い合わせたところ、
HHkeyboardは、機種切替の認識にコネクタの未使用端子を使っています。
NotePCでは、同じ未使用端子をマウスの信号に割り当てているもの が多く
あります。
市販の延長ケーブルは、すべてのピン同士を接続してあるものがほとんどの
ため、機種識別の信号とマウスの信号がぶつかってしまいます。
HHkeyboard標準ケーブルは、そのような問題がおこらないようになっていま
す。
通常、デスクトップ機では、未使用端子はマザーボード側で未接続となって
いるため、市販の延長ケーブルでも多くの場合問題無く使えています。しか
し、一部の小型筐体のPCで動作しないこともあるようです。
との事です。
[管理番号 1689] (最終更新 2000/11/08 01:53:01)
Q. Adaptec AHA-2920 SCSI カードは使えますか?
A. FreeBSD は AHA-2920C に対応していますが、AHA-2920A には対応していま
せん。
AHA-2920A には Future Domain 社のコントローラチップが搭載されており、
Adaptec の他の製品とはコントローラチップが異なります。一方、
AHA-2920C には Adaptec AIC-7850 チップが使用されており、他の
Adaptec SCSI カードと同様に対応しています。
AHA-2920 と言った時、それが AHA-2920A なのか AHA-2920C なのかが問題
となります。カード上に Future Domain と書かれたチップが搭載されてい
たら、それは AHA-2920A です。
2.2.x 用の非公式 AHA-2920A ドライバであれば存在します。残念ながら、
3.x 以降には統合されなかったようです。参照:
<URL:http://home.jp.FreeBSD.ORG/cgi-bin/showmail/FreeBSD-users-jp/54805>
よって、AHA-2920A に対する選択肢は次のようになります:
* 自分でドライバを書く
* FreeBSD-2.2.x で非公式ドライバを使う
* あきらめて他の SCSI ボードを使う
* 他の OS を使う (Linux 2.2, NetBSD 1.5 は AHA-2920A をサポートして
います)
[管理番号 1703] (最終更新 2004/04/09 05:05:18)
Q. 富士通(fujitsu)製パソコン FMV の製品情報 (カタログスペック) は
どこかにありませんか?
A. 公式のものでは、以下の場所でチップ情報を公開しているようです。
<URL:http://www.fmworld.net/biz/fmv/annc/linux/chip_info.html>
また、非公式なものとして個人でまとめたものがあります。
<URL:http://village.infoweb.ne.jp/~gump/fmvkisyu/>
現在は出荷されていない機種の情報まで分かります。
グラフィックアクセラレータチップの確認などに使えます。
[管理番号 1874] (最終更新 2001/04/18 02:12:14)
Q. ポインティングデバイス(ラップトップによくついてるマウスの代わりに
あるデバイス)のタッピング機能(指をそのまま触れるとマウスクリック
効果がある機能)を止める方法は?
A. 以下のどちらかを試してみてください。
1. 単にタッピング機能を無効化します。
moused -m 6=4 -p /dev/psm0 -t auto
2. 代わりにホイールモードによるスクロール機能をサポートします。
moused -3 -w 4 -z 4 -p /dev/psm0 -t auto
これで問題なければ /etc/rc.conf に moused_flags="-3 -w 4 -z 4" の1行
を追加すれば良いでしょう。ただし、この技が使えるのは ALPS GlidePoint
および Interlink VersaPad の一部モデルに限定されます。詳しくは
moused(8) の CAVEATS (警告) を参照してください。
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[管理番号 2231] (最終更新 2002/08/24 06:22:40)
Q. ノートパソコン (IBM ThinkPad s30) で外部CRT (プロジェクタなど) への
出力がうまくいきません。切り替えスイッチ (Fn+F7 など) で出力先を切り替
えても、外部 CRT の画面は真っ黒か、NO SIGNAL かです。時々本体側のモニ
タが徐々に白くなったりします。
A. 本体の外部ディスプレイ出力と外部モニタとを接続した後に X を(再)起動
し、外部 CRT 出力に切り替えてみてください。X 起動後に接続してしまうと、
どうやってもうまくいかないようです。この様な現象は他にも IBM ThinkPad
240Z や SONY C1VS などの機種の一部で発生することが報告されています。原
因はわかりません。
参考: [bsd-nomads:16326] から始まるスレッド
<URL:http://www.clave.gr.jp/ml/bsd-nomads/200206/msg00001.html>
[管理番号 2355] (最終更新 2003/05/17 21:39:22)
Q. CPU 切り替え機を利用しています。FreeBSD をインストールしようとすると
キーボードが効かなくなるのですが、どうしたらよいですか?
A. まずインストール時に
Skip kernel Configuration and Continue with installation
Start kernel configuration in full-screen visual mode
Start kernel configuration in CLI mode
という 3択画面が表示されるか確認してください。
1. この画面が表示される場合
A. FreeBSD 4.x 系列
三番目の "Start kernel Configuration in CLI mode" を選択し、
Config> flags atkbd0 0x2
Config> quit
と入力する。
B. FreeBSD 5.x 系列
Hit [Enter] to boot immediately .... と画面が表示されたときに
Enter キー以外を押す。ok とプロンプトが表示されたら以下の
コマンドを入力する
set hint.atkbd.0.flags=0x2
boot
以上の作業でキーボードを使ってインストール可能になります。インス
トール後、atkbd0 のフラグが常に有効になるようにしてください
2.この画面が表示されない場合
残念ながら、CPU 切り替え機に問題があるようです。以下の CPU 切り替え機では
kernel configuration 画面が表示されないと報告されています。
・SANWA SUPPLY SW-CPU4N
解決策は以下の通りです。
A. FreeBSD 4.x 系列
CPU 切り替え機を外した状態でインストールを行って下さい。その後
カーネル設定ファイル (/usr/src/sys/i386/conf 以下) の atkbd0 の
flags の値に 0x1 を 0x2 に変更します。
device atkbd0 at atkbdc? irq 1 flags 0x1
↓
device atkbd0 at atkbdc? irq 1 flags 0x2
CPU 切り替え機を再接続してください。この状態で利用できるようになります。
B. FreeBSD 5.x 系列
Hit [Enter] to boot immediately .... と画面が表示されたときに
Enter キー以外を押し
set hint.atkbd.0.flags=0x2
boot
と打ち込む事で、CPU 切り替え機を外さなくともインストール可能です。